05 「Life rolls on」

【TEEDA】
ちょうど楽曲のオケが出来た時期に、自分の・・・俺片親なんだけど、母親代わりのばあちゃんが亡くなって。
そしてその後すぐに自分の二人目の子どもが産まれて。
その時に大事な人が亡くなった悲しさと、自分の子どもが産まれるという喜びが混同して、凄く複雑な気持ちの時期だった。

それを自分なりにどうやってのみ込んだらいいのかに悩んで、なにか吐き出すと言うか、残しておかなきゃって衝動にかられて。
イメージにピッタリのオケとメロディがあったから、そこに言葉を書いてのせて、自分のエモーショナルな部分を残しておこうって。

いずれね・・・大切な人だったり、自分にとって特別な人だったりも、人間だからいつかは命的には亡くなっていってしまう。
でもきっとそこからまた新しい命が生まれてきたりするわけだろうし。
自分はどうやって生きていかなきゃいけないんだろうなって考えた。
亡くなったり生まれたりする命に対して。またそこに必ず繋がっていく命もあるって思っているし。

出来る事って自分が精一杯今を生きて、輝いて「よかった」と言える人生を歩むしか無いなと思って。
これは自分にも言い聞かせているんだけど、聴いてくれた人にも何か残ってくれたら良いなと思い書きました。

【KENJI03】
TEEDAのストレートな気持ちを表現する為に、選んだ楽器がアコースティックギターだった。
楽曲を仕上げていく上で余計なものは入れず、気持ちがダイレクトに伝わることに重点を置いて創りました。

【GORI】
KENJI03が持ってきたオケに対して、TEEDAの歌詞が乗っかった時に「もう何にもいらないな。完成した。」という感じがあって、そこからほとんどいじっていない。
普通はアレンジしてもっと良くなるんじゃないか?っていう要素を探っていくんだけど、もうこれ以上何もいらないなと確信できた。
始まりと終わりを表現している事は、楽曲を聴いたら十分感じてもらえるはず。

【SHU】
こういうHIP HOPの影響を受けた楽曲に、TEEDAが熱意のこもった歌詞がのって、KENJI03のメロディも凄く世界を広げていて・・・楽曲が深くて意味のあるものになったね。